サラ金 多重債務者

サラ金 多重債務者

  1. サラ金とは言えば、サラ金地獄
  2. サラ金多重債務の大きな深い罠とは?
  3. 簡単に多重債務ができる時代になった
  4. 多重債務と法律の関係について
  5. 多重債務問題解決は債務整理でしょう

 

 

サラ金とは言えば、サラ金地獄

サラ金の多重債務というのは、消費者金融や銀行カードローン、クレジットカードのキャッシング枠などで複数の借金がある方を指します。サラ金の言い方は、消費者金融に変わりました。

 

サラ金とは?

サラリーマン金融の略ですが、お金を借りることにはばかる時代にできたものでした。
事業者向けの銀行の貸付はしていたのですが、個人に貸付では高金利が当たり前でした。
サラ金からお金を借りる=サラ金地獄という言葉もあったくらいです。しかも、多重債務の多くは自転車操業的に借りては返すで、高金利でいつまにかイメージだけが悪い感じで進みました。

 

サラ金からのお金を借りることはNGである。しかし、この時代は、専業主婦でもバンバン借りられたのです。高金利の返済ができれば良いわけで、サラ金も大手ばかりではなく、とても多くの貸金をしていた。グレーゾーンの高金利でもキャッシングしたい方は多かったのです。

 

サラ金の多重債務者は当たり前のことですが、法律でもこのままではまずいということで、少しずつ貸金業法改正で、サラ金から消費者金融という名称を変えて、2006年に完全にグレーゾーンの撤廃になりました。

 

 

過払い金返還請求の始まり

ここで、クローズアップされたのが、法律事務所の相談窓口です。
弁護士や司法書士が消費者金融との交渉に乗り出し、今までのグレーゾーン部分の金利を過払い金返還の手助けができるようになったのです。自分でもできることですが、弁護士たちに依頼が妥当ということで、この時期から借金相談、多重債務者の悩みに弁護士等がどんどんと介入していきました。

 

そして、今の形です。
法律事務所では新しい商売ですし、依頼者も安心して任す事ができる。
債務整理で多重債務者の数は激減としていったと言います。

 

消費者金融にしたら暗黒の時代

大手消費者金融は次々と銀行傘下に入り、力がない中小消費者金融は倒産していきました。
街金レベルで、グレーゾーンでバンバン貸していたところは、姿を消していきました。
現在、中小消費者金融、街金として老舗経営をしているところでは、過払い金返還請求の大波に揉まれて生き残った金融業者です。

 

現在も多重債務者は、法律相談によっての解決が最善とされています。
それは弁護士などが消費者金融と多重債務者の間に入って、適切に減額ができるからです。
費用も報酬もかかることですが、返済額と比較にならないほどです。

 

サラ金地獄はまだ続く

とは言っても、多重債務で悩む方が解決をしたい、弁護士や消費生活センターに相談にいくのは、自主的に行動が必要です。自らが困った、解決しなきゃと思うことで初めてできることです。

 

現在も多重債務者で逃げ回っていたり、地下に沈んだヤミ金たちに借りにいく姿があります。
サラ金地獄は、まだ終焉ではないようです。

 

 

 

サラ金多重債務の大きな深い罠とは?

借金そのものは悪いことではありません。
サラ金、消費者金融では審査の上お金を貸します。
金利をつけて返す行為は間違ったことではありません。
住宅ローンも借金であり、当然のように利用しています。

 

カードローンだって同じ

大手消費者金融カードローンでは、簡単に申込ができます。
住宅ローンやクレジットカードのように好意的に見られないのは、高い金利設定だからです。
お金を借りるには、高い金利はつきものです。

 

サラ金時代のグレーゾーンは撤廃されましたが、現在も多重債務者となると金利だけでも相当金額の支払いをしています。借りている方としては、あまり気にしていない方も多いですが、1万円で1,800円、10万円で18,000円の金利を支払っています。数字にするとなかなかのものですが、消費者金融としても商売ですから、これは仕方のないことです。

 

多重債務者では、それぞれの金利があり、なかなか返済は大変です。それでも、それを承知で計画的に返済をしている方は多いです。というのも、どこの大手消費者金融も倒産の危機がなく、利用者が多いようであり、キャッシング人口はそれなりにいます。

 

多重債務者も多いですが、融資されて返済をうまく行っていることでしょう。借金をしたことがない方の方が少ない社会ですが、カードローン人口もそれなりに存在しているものです。

 

 

多重債務者は危ない

そう言うのは、弁護士等の発言です。
金融会社では、ある程度の多重債務者では審査落ちにしてしまいます。
自身の返済ができなかったら損をします。しかし、多重債務者になるほどお金は借りたいものであり、多重債務者で新規キャッシング申込して審査落ちしてしまう方も多いです。

 

なぜ、そんなにお金が必要なのか?これは多重債務のからくりにあります。

 

大手消費者金融でも多重債務ができちゃうから

借金返済をしていると、どうしても不足してしまう生活費だったり、必要経費が出ます。
大手消費者金融の返済はリボ払いですから、5,000円とか10,000円というようにきりの良い数字です。ですから、多重債務でも気が付かないのですが、新規キャッシングでは現金も入手できますが、同時に金利も増えています。あちこちの返済が完了しないうちに金利が積み上がることで永遠に返済が続いていきます。

 

その金額になれると、また借りようという癖がつく。キャッシングに抵抗がなくなるわけです。
それで、いつまにか返済のためのキャッシングをしていることに気が付きます。

 

こうなったら、事態は最悪であり、自転車操業的な借り方では終わりが見えない迷路に入ってしまいます。サラ金では、こうした現象が問題でした。グレーゾーンの時には、金利だけでも相当でしたから。

 

しかし、今の消費者金融にしても同じことであり、多重債務者で返済のための借入をしていることで、返せなくなってしまうこともあります。計画的な借り方が絶対に必要でしょう。それには、多重債務にならないことと言うのですが。

 

 

 

簡単に多重債務ができる時代になった

カードローンには消費者金融と銀行カードローンが存在しています。
インターネットで顔も見ないで、会話もなく審査をしてしまって借りれたとしたら、大手消費者金融では即日融資ができます。その手軽さで、限度額で総量規制範囲内であれば、多重債務も可能です。

 

サラ金の時はカードローンはなかった

金融会社で担当者と直接話しをして、審査をしていたのがサラ金の時代です。
現在も中小消費者金融や街金では、この形を導入しています。
このサラ金担当者との直接会話が、言われもしない緊張感があります。
もう会いたくないからとまた借りようと思わない方も多かったのです。

 

ところが、現在はインターネットですぐに借りれる。当然、多重債務も簡単にできてしまいます。基本としては、返済ができることですが、誰しも申込の時に返すつもりも収入もあります。だからこそ、審査通過ができるのですから。

 

しかしながら、借り過ぎの多重債務では途中でどん詰まりが起きることがあります。
金利が思ったよりも多かったり、返済金額の確認ができなかった。
そして、収入が途中で途切れたり、なくなったりというアクシデントもあります。

 

 

多重債務で困ったら

インターネット時代に入り、改めて多重債務で悩む方も多いと言います。
その時には、弁護士や司法書士等の借金相談ができます。相談窓口が無料開放しているところがあり、一度困った時には相談すると良いでしょう。

 

返済ができそうもないけれど、どうしたら良い?
消費者金融に相談をすると、返せる金額等の契約を変えてくれることがあります。
それも良いのですが、返済額が小さくすると返済期間が長期になります。
それはそれで、額が小さいので最終的には完済ができます。

 

ところが、弁護士などでは債務整理のススメになります。債務整理とは、借金減額が目的であり、多重債務者が返済に悩むのなら元本を小さくしようというものです。相談段階では強制ではないのですが、この話しは是非聞いていた方が良いでしょう。

 

最初は誰でも完済ができると思っていた

それはそうです。審査に通ったのですから、消費者金融としてもサラ金としても認めたことです。ただ、ずっとその状態の維持ができなかったということであり、どうしても返済ができないのなら、債務整理も考えて下さい。

 

弁護士に言われたからではなく、債務整理そのものもやろうと思ったのではなく、返済ができない時の法的手段として認められていることです。返済もしないで延滞遅滞で逃げる方が卑怯であり、借金からは逃れられないです。

 

 

 

多重債務と法律の関係について

サラ金、今では消費者金融ですが、法律に守られたキャッシングができます。
その証拠として必ず審査があります。審査通過で利息制限法の上限金利20%の範囲内で、年収3分の一だけの範囲内でお貸ししますというものです。

 

法律の審査で法律で守られた金利で借りれます。
無理のない返済のはずですが、総量規制範囲内では、多重債務者になることもできます。

 

借金返済が大変

多重債務になると大変ですが、自ら選択した道です。
審査で融資をうけたのですから、決められた返済をしましょう。

 

上限金利20%というのも大変ですが、計画的に借りたのなら、頑張るしかないでしょう。
利息制限法ができる前は、グレーゾーン金利として40%程度の時代もあったと言います。
今の倍以上の金利です。とてもじゃないけれど借りられないことです。

 

 

今も健在40%超の高金利キャッシング

それがヤミ金です。闇金融と言われる金融業者は、法律が関係しないものです。
元はと言えば、サラ金時代に高金利で貸していた業者がそのまま残っていたり、しばらくは倒産したと地下に潜っていた業者もいます。そして、最近になって、簡単なホームページを作って人を呼んでいる場合もあります。

 

サラ金にしても、消費者金融も金融庁の登録がなければ貸金業ができません。
そして、正規貸金業者になったとしたら、利息制限法を厳守しなければならないのです。
ヤミ金たちは、そんな法律外での自由貸付を現在もしています。

 

多重債務者にも貸す

審査がないので、いくらでも貸してくれます。
その時に金利がグレーゾーン以上の高金利です。法律違反もできる違法行為ですから平気です。
そして、最近ではインターネット普及から、個人情報の流出や気軽に銀行口座売買等の行為もしています。

 

インターネットがあれば、様々な犯罪も巧妙化しています。
多重債務者でも借りれるヤミ金業者もとても多いため、申込をする時には、きちんと確認が必要です。金利が20%以下は法律によってきちんと貸している消費者金融などだけです。

 

ヤミ金の数はとても多いです。巧妙ホームページで騙されたとの口コミも多いです。
多重債務者でなかなか中小消費者金融等の審査に通らない時に陥りやすいヤミ金の勧誘には乗らないことです。

 

多重債務者と法律

もし返済ができない多重債務になってしまった時には、弁護士や司法書士等に相談をしましょう。決め手としては、大手消費者金融審査落ちのタイミングです。サラ金などでも、返済ができないというときにすぐに相談をしましょう。

 

中小消費者金融に申込してしまったら、債務整理をするのなら多少面倒です。
カードの支払いができない時点での債務整理開始が理想です。

 

サラ金時代には、簡単に弁護士等に相談ができなかったのですが、その時から相談次第で弁護士たちは協力してくれたのですが。過払い金返還請求の件で、債務整理も借金相談窓口も身近な存在になりました。法律の範囲内で借金問題解決ができます。

 

 

 

多重債務問題解決は債務整理でしょう

複数の金融会社、数枚のカードローン、実は住宅ローンも教育ローンも抱えている。
借金だらけの人生ですが、多くの大人がこうした借金のために労働をしていると言えます。

 

これにカーローン、クレジットカードのショッピングの支払い、携帯電話も分割支払いをしているなんて言う方も。そうした返済を毎月できれば良いのですが、カードローンの金利は高いです。そこを何とかしたい。

 

借りなければ良かった

それはない話しです。
必要に応じてローンカードで借りたのですし、多重債務者にもなった。
返済がきつくなって後悔していることですが、借りなければ今の生活がありません。
ですから、借りたことには後悔しないことです。

 

大切なことは、完済までの計画であり、実行の可否です。
可否?否定ができるのでしょうか?

 

 

債務整理の選択

カードローンの返済否定というのは債務整理ですが、その他の支払いについても否定ができます。同時に自己破産をしたときには、住宅ローンも投げることができます。

 

すべての返済ができないから自己破産です。ということは、借金がゼロになってしまうこともあります。もちろん、カードローンだけの債務整理もできますが。

 

こうしたことは簡単に決めるのではなく、多くのクレジットなどを抱えている方は、慎重な選択が必要です。返済ができない借金があるときには、最近では債務整理がベストです。
ただし、できるものとできないものがあります。

 

家族に内緒で何とかしたい多重債務者

この場合は任意整理がオススメです。自己破産などで、家族の協力が必要とします。自分の持っている多重債務もばれたくないとき、秘密裏に任意整理をしてしまうことが解決ができます。

 

このときに時間はかかりますが、弁護士など相談をして下さい。140万円以下の多重債務であれば、司法書士でも対応しています。

 

消費生活センターでも良いのですが、弁護士などを紹介されますし、法テラスもあります。
同居している夫や子供に気が付かれないで多重債務の返済問題の解決はできますので、安心して下さい。

 

実家や別居している家族等は、無関係です。会社にもバレないで行う事ができます。
債務整理はあくまでも本人の申告で行うことであり、弁護士などは内緒と言えば、最後まで他言はしないので安心して下さい。ただ、多重債務の内容が多かったり、任意整理ができないときには、家族の同意をもらって自己破産等の他の債務整理を勧められることがあります。

 

弁護士に断られた

債務整理担当の弁護士などでは、債務整理依頼はうけるはずですが、ヤミ金に借りた場合は、ヤミ金担当の弁護士でなければならないでしょう。

 

安心なサラ金だと思って申込をしたらヤミ金だった。
その時に全国のヤミ金担当の弁護士などに相談して下さい。
普通の弁護士ではヤミ金の問題は解決できないことがあります。