多重債務 貸してくれる金 融会社

多重債務でも貸してくれる金融会社

  1. 多重債務者になってしまうと新規融資は一切不可能!は誤解?
  2. 4社や5社のサラ金や消費者金融から借り入れがあってもまだ借金可能?
  3. 総量規制オーバー及び多重債務でもまだまだ選択肢は存在している
  4. 多重債務者とブラック債務者は明確に違うために無暗に不安視しないことが重要
  5. 多重債務になってしまったときは一本化ローン利用を検討

 

 

多重債務者になってしまうと新規融資は一切不可能!は誤解?

お金を貸してくれる消費者金融は便利な事業ですが、借りたものは返すのが当然なので、借入後には返済期間が待っています。この返済に苦労する人は多いのですが、借金中にも新たな生活費の足しが必要になるなどして、最初は1社からのみの借り入れが気付けば2社や3社、さらには4社や5社などと増えていくこともあります。

 

その場合、すべてが消費者金融やサラ金などの金貸し業者だけではなく、クレジットカードのキャッシング枠を使用したり、銀行カードローンを使用したりと、様々な形で借入をするわけですが、このように複数の会社からの借り入れがあると、それは多重債務者となってしまいます。

 

厳密に多重債務の定義があるわけではありませんが、一般的には4件や5件の借り入れがあると多重債務者として見られることが多いです。そして、この結果なにが起こるかと言えば、それ以上の借入をしたいと思っても借りられないケースが多くなります。

 

もちろん借りている件数が多くても、総額が年収額に比べて少ないならばあまり問題視されませんが、それでも多数の会社から借りているという事実が融資を躊躇させてしまう材料になることも多いのです。

 

だからこそ、多重債務者として見られないように借り入れをしていくのがベストなのですが、人それぞれに事情があるはずです。すでに多重債務の状態になっている場合も多いはずです。もしも、そのような中でお金を借りたいと考えているのであれば、多重債務でも貸してくれる金融会社を探すこととなりますが、このような会社はあるのでしょうか。結論から言えばあります。ただし、やはり金融業者の中では少数派です。

 

たとえば、サラ金や街金などの場合は借りられるケースもあります。そのため、たしかに借りるのは難しい部分もありますがまったく不可能ということもありませんから、早々に諦めるのはやめておきましょう。また、安易に闇金業者に手を出すのもやめましょう。

 

場合によっては、普段から付き合いのある銀行ならば銀行カードローンであっても可能なケースがあるなど、審査の結果というものは本当にケースバイケースです。ですから、多重債務を抱えていても自分で結論を決める必要はないのです。

 

 

 

4社や5社のサラ金や消費者金融から借り入れがあってもまだ借金可能?

銀行を筆頭に、世の中にお金を貸すことを生業としている企業はたくさんあります。銀行は銀行系カードローンを提供しており、そのほかには消費者金融などのキャッシング系金融会社もありますし、サラ金や街金、クレジットカード会社なども存在します。これらのフリーローンサービスがあるからこそ、お金に困った時には助けてもらうことができ、とてもありがたいものです。

 

しかしながら、借りすぎてしまえば、サラ金や消費者金融を4社や5社と利用するような状況となってしまい、若い人の中にも高齢者の中にも、気づいたときには多重債務者のひとりになっていることもあるのです。

 

そして、ここまでの債務を抱えてしまうと、金融機関からは返済能力が低いのではないか、もしくは計画的な借入ができていないのではないかという目で見られるようになり、それ以降のカードローンやキャッシングの新規申込に大きく影響を与えます。審査の際には他社の分の残高も必ずチェックしますが、信用情報を見られたときにこれが明らかになるのです。

 

また、クレジットカードの作成にも影響し、ETCカードも同様です。さらに、教育ローンや自動車ローンなどにも影響を及ぼす可能性がありますので、多重債務者になってしまうとデメリットがたくさん生じるのです。

 

ただし、すでに複数社からの借り入れがある人でも、お金が入用になることはあります。なんとか返済できていても、急なケガや病によって高額な医療費が必要になるかもしれませんし、自動車で違反切符を切られて高額な罰金や反則金を払うケースもあります。このようなとき、すでに多数の借り入れがあるということは、預貯金や貯蓄は皆無のはずですから、親や兄弟、友達も頼れなければ焦るものです。

 

さらに、今借入している業者に増額融資を依頼しても難しいケースが多いです。だからこそ、多重債務者は自分の生活を守るために、多重債務でも貸してくれる金融会社の存在を把握しておくべきです。

 

これに関しては個人ごとに異なるケースもありますが、目指したいのは小規模消費者金融です。消費者金融には大手消費者金融会社もあれば中堅消費者金融会社もあります。

 

そして小さい金融会社もあり、それらは俗に街金と呼ばれます。このような会社ならば、合法的な利息の中でお金を借りられる可能性がありますので、検討しておきたいものです。

 

 

 

総量規制オーバー及び多重債務でもまだまだ選択肢は存在している

日本国内で消費者金融などから借入する場合、それぞれの業者が決める融資可能上限額の範囲内で借入することになります。業者が審査した結果によって大金を貸せると判断すれば、100万円以上のこともありますが、逆に10万円程度というようなこともあります。

 

これは人それぞれの信用度によって業者が審査の結果、決める上限額です。審査では収入や他社の借入を調べますので、その人に高い返済力があるとわかれば高額融資をして、逆ならば上限額も下がるわけです。

 

しかしながら、これはあくまでも賃金業者と利用者の間の話です。日本ではこれ以外にも法律で決められた上限額があるのです。それが総量規制です。年収額の3分の1までの金額しかお金を借りられないという約束事です。

 

これは多重債務者を生み出すことを抑止したり、債務整理をおこなう人を減らしたいとの思いから生まれたルールであり、どのような消費者金融であっても守らなければなりません。そのため、業者がどんなにお金を貸したいと思ってもこれは叶いません。確定申告書や給料明細などから判明した年収額に置応じてしか借りられないのです。

 

また、これは1社からの借入に対する上限ではなく、他の消費者金融やクレジットカードのキャッシングなども含めた総額での上限額となります。そのため、すでに他社から借り入れがある場合には総量規制オーバーになってしまうこともあります。

 

このように多重債務者や総量規制オーバーになっている人は、基本的に新たな借入をしたいと思ってもできないことが多いのですが、ここには抜け道もありますので覚えておきましょう。つまり、多重債務でも貸してくれる金融会社があるのです。それは意外かもしれませんが銀行です。

 

銀行は住宅ローンなども扱っているために、ここまで総量規制の範囲に含めてしまえば日本国内のほとんどの人がローンで家を買えなくなってしまいます。そのため、総量規制オーバーになっていても多重債務者であっても、銀行系カードローンならばお金を借りられる可能性があるので、新たな借入で困ることがあれば銀行に相談してみましょう。

 

 

 

多重債務者とブラック債務者は明確に違うために無暗に不安視しないことが重要

多重債務者をブラック債務者と混同している人がいます。たしかに多重債務者と言えば、すでに経済的な収支が破綻しているような印象を抱く人もいます。

 

しかしながら、多重債務とは複数の借金があるものの、任意整理や自己破産などをしているわけではありません。反面、ブラックと呼ばれるような債務者はすでに返済ができていなかったり、債務整理をしていたりと金融事故を起こしてしまっているケースに当てはまります。つまり、多重債務とブラックは似ているようなイメージがありますが、明確な違いがあるのです。

 

そのため、自分が多重債務者として複数からの借り入れがあった場合、自己判断で新規融資は不可能と判断してしまう事態は避けましょう。いくつもの消費者金融やキャッシング業者などからすでに借り入れがあっても、その返済をしながら新たに借入をしないと生活ができない人もいますし、思わぬ出費で戸惑うこともあります。

 

このような場合には、別の業者に申し込みをしてお金を借りたいと考えるものですが、多重債務でも貸してくれる金融会社はありますので安心して申し込みをしてみましょう。

 

もちろん、たとえブラック債務者になっていなくても多重債務の状況にあるのであれば、可能な限りはこれ以上の借入は増やさないのがベストです。そのため、遊ぶためのお金などであれば借り入れは控えるべきで、今ある返済を少しでも早く返していくことに目を向けましょう。ですが、どうしても仕方がない事情があるようであれば、多重債務でも貸してくれる金融機関は存在しているために、そこを頼ってみましょう。

 

さらに、多重債務者としての立場をどうにかして脱したい場合には、おまとめローンを利用して今現在の借入を一本化する方法もあります。借り換え型のローンですが金利が安いケースが多いため、負担は軽減されることが多いのです。そのため、今のままの条件で返済を続けていくよりも、安い利息で早々に返していくように計画を変更するのもひとつの手になります。

 

 

 

多重債務になってしまったときは一本化ローン利用を検討

複数の賃金業者や金融会社からお金を借りることはよくあることですが、それも件数が増えてしまい、総量規制オーバーギリギリなどのレベルにまで金額が膨れ上がってしまうようでは、金融機関サイドとしてはその人を多重債務者として認識するようになる場合が多いです。

 

業者側の認識がこうなると、その後の借入において厄介な事態も考えられます。今現在借入しているそれぞれの金融機関も与信枠を増やさないようにしますし、場合によっては与信枠の削減をしてくる可能性もあります。また、それ以外の会社に新規に申し込みをしたとしても、承認が得られるケースは少なくなります。

 

そのため、問題なくお金を借り入れられるようにするためには、多重債務者にならないことが何より大切ですが、すでに多重債務者になってしまっているのであれば、その際には一本化ローンやおまとめローン、借り換えローンなどと呼ばれるローン商品に興味を持ってみましょう。これは、既存の複数社からの借金をひとつの会社からの借入にまとめるものです。

 

たとえば今現在、A社とB社とC社から30万円ずつのキャッシングやカードローンの借入残高があるとします。しかし、おまとめローンのサービスを提供しているD社から90万円を借りて、AからC社の借入を一括返済します。これによって残った借金はD社の90万円であり、多重債務ではなくなります。そのため、信用情報機関にある情報を見てもそこまで印象の悪い内容とはならずに今後は円滑にお金を借りられることもでてくるのです。

 

さらに、これまで3社に返済をしていたわけですが、そのたびに異なる店舗に出向くなどして手間暇が掛かっていたはずです。これがおまとめローンを利用することで今後は1か所に出向く、もしくは1社のみに入金すればいいだけですから負担も減ります。何より精神的にラクになれるともいわれていますので、今抱えている複数社からの借入をきれいにまとめて、これから先はすっきり過ごすことを考えてみましょう。

 

今後住宅ローンや教育ローンなどを検討している場合にはなお更なので、よく検討しておきたいものです。多重債務でも貸してくれる金融会社として、多くの債務者が活用しているため、覚えておく意味は大きいはずです。